お金の知識~お金で損する人の考え方~

人生

はじめに

皆さんは物を買う為にお金を使う時は、どの様な基準で買うか買わないかを考えていますか?安いから買いますか?それとも欲しいから買いますか?
そんな一見どちらでも良さそうな違いでも、将来を考えた時に大きな違いとなるかもしれません。知らないと損するかもしれませんので、しっかり自分に当てはめて考えて見てください。

お金で損する人の考え方

①安いから物を買う

まず、1番多いのはこの安いから買っておこうという思考です。この考え方は損をします。例外はあって、消耗品や日用品に関しては損する事はありませんが、それ以外の自分がすぐにはいらない物。必要じゃないかもしれないけど、安いからとりあえず買っておこうと思って買うのは今後は控えた方が良いです。具体例を言うと、例えばあなたが好きなブランドのバックがあります。そのブランドのバックが10万円として、通常の30%OFFの7万円の金額で売られていたとします。今のバックはまだまだ使えるけど、普通では買えない値段なので買ってしまいました。あなたは普通買えない値段で買えた事に満足しているかもしれません。しかし、そのバックは今のバックが壊れてからしか使わないかもしれません。その為、自宅に保管します。すると、湿気によりカビが生えるかもしれません。また、盗難に会うかもしれません。極端言うと家が火事になり使えずに灰になるかもしれません。もっと高いバックが安い値段で買えた可能性もあります。そうなると、一時的に安く買えて満足するかもしれませんが、結果として7万円の価値を持たない物となる可能性が高いのです。特に高い物は壊れたら買うぐらいの方が損をしません。

②金銭感覚が狂う

普段から無駄使いしないように励み、自分は無駄使いなどした事がないと自信を持っている方でも、注意して欲しい事があります。それは、家や車など高額な買い物をする場合です。例えば、あなたが1年悩んだ末に300万円の車を買うとします。その際ディーラーの方に、10万円のカーナビをすすめられました。あなたは、たった10万円で更に車の装備が良くなると思い、快諾したとします。この10万をあなたはおそらく高くは感じないと思います。しかし、ビデオカメラを買うときはどうでしょうか?10万円のビデオカメラと20万円のビデオカメラがあったら、車のカーナビの時のように直ぐに判断する事が出来るでしょうか?おそらくその2倍という金額差を何が違うか事細かく店員さんに聞くと思います。家の場合はもっと怖いです。3000万円の家でシステムキッチンにするのに300万円かかるとします。しかし、奥さんの要望とデザイン性で選ぶ結果となるかも知れません。300万円の車を買うのに1年も悩んだあなたは、どこにいったのでしょうか?高い買い物であればあるほど金銭感覚が狂います。もちろん家や車以外でも同じ事が言えますので、日頃からしっかり物の価値を考えていなければいけません。

③現金主義

これからの時代はキャッシュレス化の時代です。今の時代にクレジットカードも持たず、現金で支払いをしている人は損しています。まず、クレジットカードの仕組みを理解して頂ければ損していると分かると思います。クレジットカードの会社は、私達からはリボ払いなどにしなければ使った分の金額しか請求してきません。もちろん年会費は別として。ではクレジットカードの会社は何で利益を得ているかというと、お店からの手数料です。大体ですが、買い物の金額の5%くらいの手数料を取っています。私達がカードを使う理由は何か?現金を出すのが面倒くさいというのもありますが、1番はポイントが貯まるからだと思います。その5%の手数料の中から例えばですが1%を私達に還元してくれているのです。つまり、私達はカードで買い物をする事で自動的に1%還元を受けているようなイメージです。たかが1%と思っているかも知れませんが、100円で1円です。10,000円なら100円、10万円なら1,000円と、積もれば馬鹿に出来ない金額となります。銀行の金利が100万を1年預けて10円ぐらいと思えば、非常に大きな還元と感じられるはずです。

④心理会計を行う

普段の生活の中で、皆さんはお弁当を買ったり、ジュースを買ったりすると思います。私はコーラが好きで、良くコーラを買います。普段家で飲んでいるこのコーラ。いくらしますか?普通は100円とか150円とかそのような物ですよね。当然だと思います。では、例えばあなたが大切な彼女を連れて高級レストランに食事に行きました。どの料理も最低5,000円ぐらいします。さて、私が大好きなコーラの金額を見たら、1,000円でした。いつものコーラと全く同じものですが、彼女が飲みたいと言ったら喜んで注文しますよね?間違っても「高っけー!いつものスーパーなら10本買える値段や!」なんて口が裂けても言えないと思います。これは、贅沢な外食をしているという心理が働いているからです。生活費とは別の交際費として考えているから同じものでも価値が変わることがあります。時には必要な場合もありますが、そのような機会が多い方は損する機会も多いと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?不要な物を得していると思って買ってしまっている人、金銭感覚が狂ってしまい無駄使いしてしまう人、カードを毛嫌いして損している人、贅沢する頻度が高い人、様々なパターンがありますが、どれも無意識的に今までやっていた事で、言われて損している事に気付いた人もいるかもしれません。
もしそうだとしたら、いち早くその事実に気付いてこの4つの事を意識してみて下さい。無意識より有意識の方が強いはずです。今は大した金額ではないかもしれませんが、これからの長い人生で考えるととてつもなく大きな金額の差が出てくるはずです。

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