自分自身で考える力をつける〜時間泥棒にならない思考法〜

人生

はじめに

みなさんは日常生活や仕事の上で、分からない事があったらどうしていますか?自分で調べますか?それとも詳しい人に聞きますか?
もしくはそのままにしていますか?色々な方がいるかと思います。しかし、その少しの違いでも、会社にとっての不利益。結果として自分の不利益に繋がってしまう可能性があるので気をつけなければなりません。
今回は、自分自身で考える重要性と、その力をつける方法を話していきたいと思います。

人に聞きたがる人

先程の例で、皆さんはどれに当てはまりましたか?仕事ではわからない事をそのままにすることは出来ません。
しかし、もし詳しい人にすぐに聞くと思った方がいたらそれは気を付けた方が良いです。聞いた方が問題が早く解決するから良いじゃないか!?と思うかもしれません。
しかし、これは思考が停止している人の行動です。たしかに時としては、時間が1番重要で早く解決出来る事が全てにおいて優先となる場合においては、その方法でも仕方ないと思います。
しかし、この行動は聞いた相手に自分の問題や仕事を振った事になります。つまりは人の仕事を増やす。その人の時間を奪っている事になると理解しなければなりません。
聞く相手は、自分では解決できないとなると解決出来る人=上司になると思います。本来の会社の仕組みは、上司から仕事が降りてきて、それを解決・こなしていくのが部下の役割です。
そうしなければ、その職場の生産性が上がらず、多くの利益を得る事が出来ません。そんな上司に仕事を振ってしまい、時間を奪う。これは結果として会社の不利益に繋がると言わざるを得ません。
そのような不利益を生むと思われた部下は評価される事もないです。つまり、自分に不利益が返ってくる事になります。

自分自身で考えよう

人に聞くことは結果として自分の不利益に繋がると話しましたが、ではどうしたら良いのでしょうか?それはとてもシンプルでどうしたら良いか自分自身で考えましょう!

「ふざけるな」と言われそうですが、考えることはトレーニングと同じです。日頃から鍛えている人は早く走ったりしても疲れません。

しかし、日頃運動不足の人は同じ事をすると疲れてしまいます。では、なにもせずにこのトレーニングがいきなり出来るのかというとそうではありません。トレーニングのやり方を覚えなければ効果が出ません。

その為に必要なことは知識です。人に聞く人は圧倒的に知識が足りてない場合がほとんどです。これは経験とも言えます。ではトレーニングと言えるこの「考える」とは何かと言うと、これらの知識や経験を元に行う思考です。

インプットした情報をアウトプットする過程とも言えます。問題が起こり、解決する為に考えて解決策という結果が出るのです。

つまり、自分自身で考える為には知識や経験が必要不可欠です。日常生活で必要な知識はインターネットで調べれば大抵出てきます。業務上必要な知識はビジネス書や会社の資料にのっていると思います。まずはそこからです。

しかし、例外はあります。調べたがわからない事。日常生活で言うと病気なんかは医者に見てもらった方が解決しやすいですし、各分野に専門家がいるので正しい情報を得られるというメリットもあります。

仕事上も、どうしても聞かなければ分からない場合も出てきます。このような場合もまず自分で考えます。何を考えるかというと、どのように聞いたら相手が答えやすいかを考えるのです。そうすると、相手の奪う時間を最小限にする事が出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は人に聞くことのデメリットと、どうしても聞かなければならない場合は相手の立場に立って考えた結果を質問をする。ただ聞くことは時間泥棒だと自覚しなければなりません。
また、考える為には知識や経験が必要。その知識を活用して考えて問題解決をします。このような思考が、自分自身で考える力をつける為のトレーニングです。毎日考えていると、最初はきついかもしれませんが、いずれ慣れます。習慣化すればそれが当たり前になります。
そのように行動が出来るようになったら、次は自分でどんな物事でも『なぜ?だから何なのか?』と色々な事に興味を持ち、調べて知識をつけたり、考える癖を付けてみてください。その結果自分の考えに自信が持てるようになります。

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