はじめに
考え過ぎて行動ができなくなる

まず考える事は、知識や経験を持って、結果を出す為に行うプロセスの1つです。何かの物事や問題について解決出来ないか考える。
例えば、人生について考える。仕事について、家庭について、、色々考える事はあると思います。解決方法は、自分なりに考えて答えを出す必要がありますが、その為に本を読んだり、ネットで情報を調べてみたり、状況によっては人に聞くこともあるかもしれません。
ではどうでしょうか??皆さんは解決方法を考えてそれが解りかけて満足していませんか?
具体的に言うと、何かの問題を解決する為に本を買ったとします。その本を読んであなたは色々考えされられました。そして、いくつかの答えを持ったとします。
しかし、その答えを実行していますか?実行出来ていない事がほとんどではないかと思います。ではそれは何故か?それは考えているうちに、その答えを行う上でのリスクを知ったからです。
例えば、転職しようと考えた人がいて、求人サイトに登録し、色々な求人を見ていると、より良い条件の職場を探すと思います。もちろん思い通りにはいかないかもしれませんが、自分が納得出来る求人を探すはずです。
そして、全てにおいて今の職場より条件の良い所を見つけたとします。普通に考えたら、そこに転職出来れば今より良くなるのは当然です。
しかし、いざ転職しようとなると、本当に今の職場より良いのか不安になり、決心がつかない事が多々あるかと思います。それに加えて、今は求人詐欺もあり、転職したら実際の勤務時間や給料が違ったなんて話を聞いたら、とても不安で一体なんの情報を信じて良いか分からない!転職は危険だ!とせっかく調べた求人情報の結果を無駄にしてしまいます。
そして、不満をもったまま現在の職場で働き続ける事になるかもしれません。そのように考え過ぎて行動が出来なくなる事はよくあります。
つまり、先ほどの本の話もこの転職の話もそうですが、調べた事や知識を得たが故にリスクを知り、行動が出来なくなってしまっているのです。
考え過ぎるに越した事はありませんが、行動しないのはもったいないです。知識を得て満足しているかもしれませんが、それは経験には繋がらないのです。問題を根本的に解決が出来ていないのです。
では、どうしたら良いのでしょうか?
行動して結果を残すには?
答えは難しい事ではありません。リスクが出るのは何をしても当然の出てきてしまいます。
しかし、そればかり考えると何も出来なくなってしまいます。その為の対策としては、リスクヘッジを書き出す事をおススメします。
例えば、行動に伴うリスクを最小限に留めるために、先程の転職の話しで例えると、実際に勤務している人に話を聞いてみたり、ネットで口コミがないか探してみたり、業績を調べて伸びそうな会社かどうかを調べたり、出来る事はいくらでもあるはずです。
ただ、全てのリスクを回避する事は出来ませんし、予測出来ないリスクが出てくる場合もあります。リスクヘッジを考え過ぎるのは元も子もなくなるので注意が必要です。
そうなった場合は、そもそも何故転職をしたいかを考えてみるのも良いかもしれません。例えばそれが給料を上げたいと言う理由であれば、転職以外にも副業をするなど別の答えが出てきます。
とにかく、結果がでるかどうかは行動してみないと分かりません。仮に失敗したとしても、やり直せば良いだけです。1番良くないのは行動を起こさず、失敗を恐れて何も出来なくなる事です。失敗の中から学んで次に繋げる。これを意識すれば行動を恐れなくなりますし、結果も少しずつ出てくるかと思います。
まとめ
私の好きな言葉に『知覚動考(ちかくどうこう)』という呪文の言葉があります。
始めに学び、知り、覚え、動きながら気付き、何を変えるべきかを考える!
普通は、知り覚えてデメリットばかりを考えて動けなくなる。そうではなく、考える事より動くことが先だということだ!
これは、読み方を変えるとそのままで、『ともかくうごこう』ということだ!
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